黄砂の季節の布団天日干し~外に干す?干さない?悩ましい時期の正解とは~

黄砂 ビル かすむ町

春先から初夏にかけて、多くの地域で気になるのが「黄砂」の飛来。青空が広がる日でも、「今日は干して大丈夫かな…?」と布団を外に出すかどうか悩む方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、黄砂の季節における布団の天日干しの是非と、賢い代替方法について詳しくご紹介します。

黄砂とは?布団への影響

中国大陸 黄砂 日本

黄砂とは、中国大陸の砂漠地帯から偏西風に乗って飛んでくる微細な砂ぼこりのこと。粒子がとても細かく、目に見えにくいのに、布団の繊維の中に入り込みやすいのが厄介な点です。

布団に黄砂が付着すると以下のような影響があります

  • 肌トラブルの原因に(特に敏感肌や子ども)
  • 気管支炎やアレルギー症状を悪化させることがある
  • 布団がザラザラして不快に感じる
  • 花粉やPM2.5など、他の有害物質と混ざって健康被害のリスクが高まる

そのため、黄砂が飛散している日は、布団の外干しは避けるのが無難です。

黄砂情報をまめにチェック

黄砂は目に見えにくいため、干す前に気象庁や天気予報アプリの「黄砂情報」や「PM2.5予報」を確認するのがポイント。晴れていても飛散量が「多い」「やや多い」となっている日は、室内干しや代替方法に切り替える判断が必要です。

気象庁黄砂情報

気象庁の黄砂情報は、「現在時刻から3日先まで(6時間ごと)」や「昨日から明日まで(3時間ごと)」の情報が動画表示されます。

天日干し以外のおすすめ代替方法

「それでもふっくらした布団で眠りたい!」という方におすすめの、天日干しの代わりになる方法をいくつかご紹介します。

  • 室内干し+除湿機 or サーキュレーター
    晴れた日には、窓の近くで布団を椅子や布団干しにかけて室内干し。そこに除湿機や扇風機、サーキュレーターを当てると、湿気やニオイを飛ばしやすくなります。
  • 布団乾燥機を使う
    温風で湿気を飛ばし、しっかり乾燥しましょう。多くのモデルには「ダニモード」や「冬あたため」など便利な機能も。
  • こまめな掃除機がけ
    布団表面にはハウスダストや皮脂汚れがたまりやすいため、掃除機をかけることも忘れずに。
  • 乾燥後にリネンスプレーや布団ミスト
    天日干しできない分、仕上げに除菌・消臭効果のある布団スプレーをひと吹き。香りでリラックス効果もプラスされて、一石二鳥です。

黄砂シーズンは「外干ししない」が基本!

黄砂の季節は、晴れていても「空気がキレイか」を基準に布団干しを判断しましょう。どうしても外に干したいときは、取り込む前にしっかり払う・カバーをかけて干すなどの工夫が必要です。
とはいえ、無理に外に干さなくても、布団乾燥機や掃除機、室内干しを上手に組み合わせれば、ふっくら清潔な布団は手に入ります。
黄砂の時期は、天気だけでなく空気の質もチェックして、適した布団ケアで快眠生活を送りましょう!

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